土曜日, 7月 04, 2009

ディアドクター

この作品を見に行こうと思ったきっかけは、
瑛太が出ていたこと。もし出ていなかったら見たかどうか。
「ゆれる」の西川監督作品ということは認識してたけど。
個人的には「ゆれる」よりは断然こちらが印象に残った。

この作品は、コピーにあるように「嘘」がテーマ。
主人公が医者ということで、ある程度オチは読めていた
(そして、終盤までその嘘で引っ張ったりしない)。

この作品の魅力は、その嘘が何かということではなく、
その見せ方だと思った。
ゆれるでも嘘をテーマにしてたけど
映像にまで嘘が入り込んでた。
そこがあまり自分に合わなかった理由。

そういう意味で
・気胸の治療をするシーン
・胃がんについて勉強するシーン
・研修医に嘘を告白しようとするシーン
・ばあちゃんの娘さんに胃潰瘍だと説明するシーン
は非常に印象に残った。

ただ締めが少し蛇足というか、ダレタというか。
安直すぎたのが残念な気もする。

久々にパンフレットまで買ってしまった。
カバー付き、と思って帰ってきてよく見ると
ポスターみたい。

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